編入体験第二回です。ここでは勉強について書こうかと思います。
結果として推薦で決まったので勉強しなくてもよかったのかもしれないですけど、けっこう色々やったので書けることは書こうと思います。
第一回はこちらです↓
推薦でも勉強した
推薦での編入は楽ですしオススメです。ただし自分には色々(第一回の記事参照)あって推薦を受けるのに問題が多かったので落ちることを前提にしていました。ざっくりと二つ理由を挙げると
- 推薦をもらえるか分からない
- 落ちるかもしれない
なので学力で受験するつもりで勉強していました。
ちなみに推薦だめだったら東工大も受けるつもりでした。
勉強方法
勉強方法について書いていこうと思いますが、個人の学力もあるので参考程度にしてください。
自分のスペック
参考までに。
得意科目:数学,物理
苦手科目:英語
4年までの成績は上位20%付近(5→6→8→7)
英検2級を2回落としてる
4年次1月のTOEICは335
数学と物理は得意
プロコン等には関わらず
~4年次2月 勉強時間:0h/day
4年次は進級に全力を注いでいたため、進学関係の勉強はなにもしていませんでした。なにかやろうと思ってDuoを購入してみたりはしたのですが全然手をつけませんでした。そのときの状況としては、
- TOEIC335程度の英語力
- 逆行列?行列の掛け算????という状況
- 物理は授業が難しかったからなんとか記憶にあった(問題はとけない)
普通に考えたらだいぶやばかったと思います。
春休み 勉強時間:11h/day
なんとか進級を決めて受験勉強モードになりました。といっても春休みを逃したらまとまって勉強できる期間もないので集中してやろうとがんばりました。
春休みの冒頭に立てていた目標は
とりあえず無難な目標をたてて、その目標実現のために行う具体策も考えました。
- 英語(4h/day):TOEICのみ集中する。リスニング模試一日一回。Duo2.0を進める。特急シリーズ進める。
- 数学(4h/day):2日で一章(多分無理)
- 物理(4h/day):2日で一章(多分無理)
- 基本情報(2h/day):一日一章
とりあえず一日勉強時間の目標を14時間にしました。
といってもこんな風にできるはずもなく結果的に一日平均11時間くらいになりました。
基本情報の勉強しがてら専門の勉強になるとおもったでやりました。
基本情報の試験は自分を追い詰めたらどうなるか気になったので受験しました。
春休み中に勉強してた本
大学編入試験問題 数学/徹底演習 (第2版) - 微分積分/線形代数/応用数学/確率
- 作者: 林義実,山田敏清
- 出版社/メーカー: 森北出版
- 発売日: 2006/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 4人 クリック: 34回
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編入の定番なので特に説明することはしませんが、答えが分かりにくいと感じました。
電通大の線形代数対策と総復習ようにやりました。適当に安かったので買いました。誤植が多かったのですが、授業で使った教科書と違う始点で見れてよかったと思います。
- 作者: 今井功,高見穎郎,高木隆司,吉沢徴,下村裕
- 出版社/メーカー: サイエンス社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 単行本
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難しかった。これは試験直前でもよかったかも。
これも難しかった。電磁気は授業やったばかりだったのでわりと解けました。
- 作者: Educational Testing Service
- 出版社/メーカー: 国際ビジネスコミュニケーション協会
- 発売日: 2014/11/12
- メディア: 大型本
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TOEICは特別なことはリスニング多めにやったことくらいです。
基本情報のテキストはどれがいいかは分かりませんが、とりあえず無難に進められました。
5年次4月 勉強時間:7h/day
授業も始まり、環境が変わったので一日の勉強時間は春休みに比べ減りました。
といってもできる時間は勉強に費やしました。一番前の席でしたが授業中も授業受けながら勉強しました。教材も別の教材をやって過去問にも手をだしはじめました。
4月にあったTOEICは3月から点数はあまり変わりませんでした。
基本情報の試験はぼちぼちでした。
4月から英語はTOEICから試験対策をしました。授業で使ってた教科書を1日1Unit読みました。これだけでも英語力はついたと思います。
基礎物理学演習 (1) (ライブラリ工学基礎物理学 (別巻=1))
- 作者: 永田一清
- 出版社/メーカー: サイエンス社
- 発売日: 1991/01
- メディア: 単行本
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出題範囲が広い電通大はこれを先にやっておけばよかったと思うレベルでオススメです。
こちらも基本問題多めですが、幅広く抑えられるのでやることをオススメします。後半は現代物理なのであまりやりませんでした。
数学を一通りやったらやるべきだと思います。
5年次5月 勉強時間:6h/day
ここからは電通大の過去問や他の大学の過去問。自分が力不足だと感じた部分をやりました。特に物理は範囲が広かったので2週くらいしました。
電通大の過去問の線形代数は、授業でやらなかった線形写像の話がだいぶでていたため苦戦しました。過去問に関しては農工大の過去問もやりました。
この頃に複素関数の勉強も進めました。
数学の先生や英語の先生に質問したりもしました。
ちなみに基本情報は合格しました。
わりと手をつけない人が多い感じがしますが、線形代数をはじめからやって編入のレベルまで網羅するには優れた本だと思います。
5年次6月 勉強時間:6h/day
引き続き同様に勉強しました。学校の試験は微妙に手を抜きました。
推薦試験は口頭試問があるため、ホワイトボードに問題を解く練習をしました。
そのおかげあって本番は緊張しませんでした。
推薦が落ちた場合は学力で電通大と農工大を受けるつもりだったので、農工大の専門の対策も始めました。
まとめ
勉強方法の反省をすると物理は基礎物理学演習1,2からやっておけばよかったかなと思いました。
電通大は物理と化学の選択ですが、化学は長野高専のカリキュラムでは弱いので物理一択でした。化学の方が楽なのかはわかりません。化学が得意だったら化学を選択してもいいかもしれませんね。
全体の反省としては、もっと早くから手をつけておけばよかったと感じました。せっかく全力で対策したのに(喜ばしいことですが)推薦で決まってしまい、少しさみしかったです。
つづき