電通大の編入体験①受験に至るまで
実際に自分が電通大の編入試験を受験するにあたって、編入の情報が少なかったのでそんなに特別な体験をしたわけではないのですが、誰かの役に立つことを祈って編入体験を書こうと思います。
全体で3回に分けて書こうと思います。
僕は総合情報科を推薦で受験して合格しました。
電通大を受験した理由
電通大を受験するのを決めたのは4年次の12月頃でした。
それまでは特に理由もなく
・楽そうだから専攻科
・かっこよさそうだから筑波
・有名だから東北(WUGの聖地だから)
という感じで大学編入=ネームバリュー程度で考えていました。
親も大学編入するなら有名なところに入って欲しかったらしいです。
結局色々考えなおし電通大を選びました。電通大を選んだ理由を書いていこうと思います。
やりたいことができる
一番の理由はこれです。高専生が大学を選ぶ理由として大事にすべき点だと思います。自分の場合はセキュリティ関係の勉強がしたいと思っており、専門のコースがある総合情報科を受験しようと決意しました。
場所がよい、雰囲気が合っていそう
電気通信大学は(あまり知られていませんが)東京都にあります。
東京のよさは人それぞれだと思いますが、関東圏での声優のイベントが多いので行きやすくなるということがあります。
また、東京は長野からは近くはありませんが、かなり遠いというわけではないのでよいと考えました。
やっぱり田舎の人間は東京に憧れます。
調布市は23区外ですが新宿から15~20分なので、アクセスがよく、家賃もある程度抑えられるというメリットがあります。
また電気通信大学は屈指のオタク大学と聞いたので自分もそんな空間に飛び込んでみたいと思いました。
推薦試験がある
電通大の知名度の低さはこの間の成人式で実感しましたが、企業の人や高専の先生はかなり電通大を推してる印象です。
旧帝大や東工大ほどの威力はなくてもある程度のネームバリューを持っており、推薦試験があるのは魅力的だと思います。(地元だと信大は最強)
推薦試験を受けることの決意に部活のことがあります。
僕は陸上部に所属しており、最後の高専大会に出たかったので進路はとっとと決めたかったのです。
一般に編入試験では推薦試験のほうが時期が早い傾向にあります。
なので推薦試験で決めることができると部活に集中できる期間が長くなります。
自分としては推薦で入れる最強の大学として電通大を選びました。
推薦がもらえない?
大抵の推薦は学校校長の推薦になります。大学によって推薦の基準が設けられています。
大学によって異なりますが、大抵は
・成績がよいと認めるもの
・具体的な学年と順位を示すもの
・順位が上位なんとか%というもの
があります。
成績がよいというのは順位が半分より上とかだと思います。
特に困ることはないと思うのですが、推薦がもらえるかどうかは先生に早めの確認を取りましょう。
電気通信大学の推薦の基準は
①3・4年次の各学年の学科現員に対する学業成績の席次の平均が上位20%以内であること
②席次を定めない高等専門学校では出身学校長が①と同等と認めて推薦する者
とあります。
長野高専では順位を定めるので①の条件をクリアで推薦がもらえます。
一見なんともないのですが、よく見ると「学科現員」という様々な解釈がある日本語があります。
成績が片手で数えられる人は問題ないと思うのですが自分の場合は成績が
3年次:8位/44人
4年次:7位/39人
でした。
つまりギリギリです。
この順位で担任に確認を取ったところ、「学科現員」の解釈が「現在の学科の人数(30人)」のことではないかと言われて、推薦は無理だと言われました。
かなりしょんぼりしました。
でも大学にちゃんと確認を取ったところ、「学科現員」は当時の人数でよいとのことだったので、ギリギリ20%を上回って推薦がもらうことができました。
確認してほんとによかった。
電通大の推薦は落ちる??
念願の推薦をもらえました。
ですが先生方に、「電通大の推薦は落ちる」「君よりいい成績の人が落ちてるから期待しないほうがよい」といったことを言われました。
現実的な意見ですが、これから受験する人にそんなこと言わないで欲しかったです。
先生の話では昔の電通大の推薦は学科1位の人しか受けられなかったとのことなので、厳しいのは当然とのことだそうです。
推薦をもらうなら別の大学の方がよいと言われましたが、少しでも受かる可能性があるなら受験するという意志を示して、推薦をもらいました。
結果的には合格できたので心の中でドヤ顔をしました。
推薦試験の内容
試験内容に関することは後日書こうと思いますが、概要だけ書いておこうと思います。
推薦の試験は3部屋すべてを回る面接で
・通常の面接
・数学の口頭試問
・専門の口頭試問(総合情報科は情報)
です。
口頭試問はある程度できたので、口頭試問の結果はある程度結果に反映されていると思います。
今回はここまでにします。
次は気が向いたら受験勉強について書こうと思います。
つづき